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現在、ラフィネの内装のモデルとなっているのは、フィンセント・ヴァン・ゴッホの絵画『アルルの部屋』です。
ブルーの壁、木のぬくもりが感じられる家具、プロヴァンス地方によく見られる縦に長くしっかりした雨戸のついた窓。
南仏プロヴァンスの雰囲気を楽しみながらゆっくりとくつろいでいただきたいという私たちの思いが詰まったお部屋です。
19世紀、ゴッホはそれまで生活していたパリを離れ、南フランス・アルルに移住しました。
ゴッホは当時、日本の浮世絵の色使いと南仏の明るく陽気な生活に影響を受け、暖かくいきいきとした雰囲気が感じられる作品を生み出しました。
その頃、ゴッホは自身が暮らした部屋をモデルに、『アルルの部屋』という作品を3つ残しており、中でもゴッホが母と妹にあてて描いたものと言われる3番目の『アルルの部屋』がラフィネのお部屋のモデルとなっています。
『アルルの部屋』は他に『アルルの寝室』や『ゴッホの寝室』『ファンゴッホの部屋』などと呼ばれることもあります。
明るくて優しさが感じられる室内が印象的ですね。
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